ニューヨークで生活しながらニューヨーク旅行を楽しもう

暖かい日は広々とした砂浜で潮風を胸いっぱいに吸い込みに出かけよう！
車がなくても地下鉄やバスでも行ける近場のスポットからLIRR鉄道で行くビーチをご紹介。
どれもイベントが盛りだくさんの賑やかなビーチだけど、マンハッタンの喧騒を逃れて、海岸線に沿ったギフトショップを覗きながらそぞろ歩きするだけでもとてもリフレッシュする。

ロングアイランドの各ビーチへはペンステーションからLIRRやバスに乗って行く、毎年夏季限定でお得なビーチパッケージもある。

コニーアイランドビーチ（Coney Island Beach）　　Surf Ave at Atlantic Shore Brooklyn NY 　

行き方：[地下鉄] D, F, N, Qで　Stillwell Ave - Coney Island(終点）下車 (ミッドタウンから約1時間）
コニーアイランド遊園地のまん前で、マンハッタンから一番近いビーチで入場無料。　　
New York Aquarium　（ニューヨーク水族館）もすぐそばだ。
海岸には4キロもの長いボードウォーク（板張りの遊歩道)があり、家族連れやカップルが散歩を楽しむ姿が1年中見られる。　ニューヨークの江ノ島といった風情だ。　　東へ向かえばブライトンビーチへと続く。　

ウッディアレンの映画アニーホール等映画に何度も登場しているこのレトロ遊園地には何と80年以上前に作られた木製のジェットコースター(サイクロン）が今もゴトゴト軋み音を出しながら活躍している。　上下逆さまになったりはしないが、今にも崩壊しそうな軋み音が違う意味で恐怖を煽りまくる。　
他の乗り物もアンティークが多く、歴史建造物に指定されていて根強い人気がある。　
世界で初めてのジェットコースターも1884年にここで誕生した。　
ここでは古いアメリカの映画に出てくる遊園地の面影を残した少し物悲しいレトロな風情が味わえる。　
通常開園はメモリアルデーからレイバーデーの間で、この間はJDパーティーもある。

又ここはホットドッグ発祥の地で、Nathan'sホットドッグ本店があり、毎年７月４日(米国独立記念日)に行われるホットドッグ早食い大会の開催地だ。　
日本人のフードファイター小林尊が6連覇しているので旅程が合えば是非応援しよう。
ここでのランチはもちろんアメリカで一番人気のあるNathan'sのホットドッグとフレンチフライだ。

また毎年6月には初夏の風物詩マーメイドパレードが行われる。思い思いの扮装やボディーペイントでの参加者はとにかく底抜けに陽気でとても楽しい。　カメラを忘れないで!　　

　　　　　　　　木製のジェットコースター

ブライトンビーチ（Brighton Beach）　　　Brightwater Ave. Brooklyn NY

行き方：[地下鉄]B,QでBrighton Beachで下車

コニーアイランドから長いボードウォークを東へ散策しているとユニークな街並みのあるブライトンビーチに着く。
70年代からブルックリンのリゾート開発が本格的に始まり、ロシア系移民の成長とともに、近隣にはロシアンレストラン、ロシア系食料品店などが立ち並び、リトルロシアとして陽気で騒々しいエスニックな景観が楽しめる。
週末の夜には地元住民が、あやしい雰囲気のナイトクラブでキャビアとウオツカざんまいの乱痴気騒ぎを繰り広げている。
ここへ着たらロシアンカフェに寄ってみよう。　
マンハッタンからわずか十数キロの別世界だが、多重民族社会のニューヨークの１面を垣間見ることができる。
もっと東へ行けばマンハッタンビーチがある。

ジョーンズビーチ（Jones Beach）　　State Park　Ocean Parkway ,Wantagh

行き方：[車]I-495 E からMeadow Brook Pkwy S. (約1時間)
[電車]LIRRでFreeport下車、ジョーンズビーチ行きバス乗り換え(ビーチパッケージあり)

マンハッタンから電車とバスを乗りついで約1時間半で行ける最も有名なジョーンズ・ビーチ。
美しい大西洋の海岸線は、シーズン中、バーベキュー、ビーチバレー、日光浴を楽しむニューヨーカーで明るく賑やかな雰囲気に溢れ、東京でいうと、湘南って感じのNYの代表的なビーチだ。
このビーチ上空で毎年メモリアルデーウィークエンドに米国海軍のアクロバットチーム「ブルーエンジェルス」の曲芸飛行がある。　使用されるF-18 Hornetは現役戦闘機だからド迫力で、まるでトムクルーズの[トップガン」の世界だ。
　
　　　　　　ブルーエンジェルス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョーンズビーチ

コンサートは毎年5月中旬から9月中旬まで、ビーチ隣接のJones Beach Theaterで、夏を通してほぼ毎晩のように行われる。
コンサートの開始は大体夕方から夜にかけてが多く、たまに3時スタートもあるのでチェックが必要。2006年ははデペシュ・モード、スティックス、ブロンディー、ジュエル、アース・ウインド・アンド・ファイア、シカゴ、サンタナなど毎週豪華メンバーが出演した。　

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