ニューヨーク暮らしを安く楽しく体験して、ニューヨークを目一杯楽しむアイデアをご紹介します。
ショービジネスのの本場ニューヨークへ行くのなら、世界に誇るブロードウェーの一流のショーを生で堪能できるまたとないチャンスだ。
ミュージカルにそんなに興味をもっていなくても、一度は人気の公演を見に行こう。
$100もする通常チケットを買わなくても、半額〜$20、またタダで観劇することができる方法がある。
見る演目が決まったらあらすじ程度を前もって頭に入れておくと、英語があまり聞き取れなくても舞台装置、コスチュームや音楽など全体を楽しむ事ができる。
作品賞を受賞して評価の高い作品にはセリフも多く、文化背景を理解していないと楽しめないものもあるので、避けたほうが無難。
トニー賞作品の「スプリング・アウェイキング」やスラングが多い「アベニューQ」は英語が分からないと楽しめない。
そうなるとやはりライオンキングなどのディズニー作品やママ・ミア!、ヘアスプレイのように音楽とダンスで魅せるミュージカル、又、オペラ座の怪人、シカゴといった映画化された有名作品はやはり楽しめる。
2006年のトニー賞で最優秀ミュージカル賞を受賞した大ヒットの「The Jersey Boys(ジャージー・ボーイズ)」は、往年のポップ・グループ、フォーシーズンズの実話で、4人の青年が差別や困難と共に戦い、分裂したりしながらもアメリカのポップス界の頂点まで上り詰めるサクセス・ストーリーがヒット曲とともに笑いと涙でテンポよく感動の結末まで飽きさせない。
観客はお往年のヒット曲を出演者とともに口ずさみ、体をゆすり、手拍子で劇場内はライブコンサート会場のような雰囲気でとても楽しい。
人気チケットは半年先まで売り切れの場合もあって、割引チケットが見込み無い時は、開演直前に直接劇場の窓口でラッシュチケットを狙うこともできる。
運が良ければ$400のプレミアムシートも格安で手に入るかもしれない。平日の夜が狙い目。
ブロードウェイ
ディスカウント チケット
電光掲示板にその日のチケット情報が表示される
並ぶ事を覚悟すれば当日のチケットを25〜50%引きで買える。 時々売れ残りやキャンセル分を開演1時間前に格安で売り出すこともある。 チケット代と1枚付き$3の手数料は現金かトラベラーズチェックで払う。 TKTSは47丁目沿いのダフィースクエア:夜の公演は3:00pm〜8:00pm販売、昼公演は10am〜2:00pm販売 •Times Square Theatre Center 47th Street & Broadway •Downtown Theatre Center Resnick-Prudential Building 199 Water Street( Corner of Front & John Streets ) ここではマチネーチケットに限り、前日に半額で購入できる。
ディスカウントクーポン
コロンブス・サークルのThe visitor and convention bureauで、2for1のディスカウントクーポンを無料でもらえる。
前もってチケットを半額で買えるのが魅力だが、人気のある演目は無い事が多く、殆ど平日の公演だけで席はあまり選べないのが難点。
買い方は、クーポンを持って直接劇場の窓口(BOX OFFICE)で日時を告げて購入する。
Rush Tickets ラッシュチケットは当日の開演数時間前から学生や25歳以下の若い人向けにペアで、1枚$20〜$30で売り出される。 大体平日公演だけで、抽選になるが良い席のことが多い。
Standing Room(立見席) チケットが売り切れた時に立見席が$25〜で買えるが、約3時間立ちっぱなし。
オンラインディスカウント
無料のNewsletterにサインアップしておくと、毎週新しい演目のディスカウントコード情報を知らせてくれる。 ディスカウントコードをプリントして直接窓口に持っていくと、事前に正規チケットの半額程度で購入できる。
Playbill Online
OnStageSavings.com
TheaterMania.com
Hit Show Club
BroadwayBox.com
客席案内のボランティアをしてタダで観劇する
主にオフブロードウェイの劇場では、一般から客席案内係のボランティアを募っている。
劇場の開場後にお客さんを席まで案内するだけの役割で、ショーが始まったら空いている席に座ってタダで観劇できる。
申し込みはは直接劇場で希望ボランティア日を登録して、当日の指定時間に赴く。
日本人に人気の高いロングランの「ブルーマングループ」もボランティアを募っている。
ダンスが好きなら取って置きのプログラムがある。
毎年秋にはニューヨークのシティーセンター劇場で「Fall for Dance Festival」がある。
期間中毎日、世界でも著名なダンスカンパニーをはじめ、ニューヨークの、アメリカの多彩なダンスカンパニーの公演をわずか1公演 $10 という破格値段で見れる。
登場するのは、ニューヨークシティーバレエ、アメリカンバレエシアター、ポールテイラー、マーサグラハム等ニューヨークおなじみのカンパニーから、韓国の伝統舞踊、フランスのコンテンポラリーヒップホップなど実に多彩。
チケットは販売日に直接ボックスオフィスで購入するが、すぐになくなってしまうので早めに長時間待つのを覚悟して並ぶ事。
この値段で超一流の芸術に触れられるのはニューヨークならではの待つ甲斐というものだ。
他にもディスカウント情報はフリーペーパーのVillageVoiceやNew York Pressに載っている。 またNYTimesの日曜版のArts&Leisure にはタダのコンサート情報が結構あって迷うくらいだ。
400席以下の小劇場で開催されるオフブロードウェイ
意外とブロードウェイとあまり変わらないこともあり、安くはないオフブロードウェイのチケット料金。以下を利用すると、作品によっては、かなりの割引料金で楽しめる。
[監修:玉井久子さん]
20 at 20www.20at20.com
年に2回、約2週間限定で、なんと20ドルで見られる作品がある!今回紙面で取り上げた作品はすべて、この対象。開演20分前に窓口で購入できる。その期間が間もなくだ。9月8日(火)〜20日(日)はオフに浸ろう!
プレイビルwww.playbill.com
登録無料の「プレイビル・クラブ」に入ると、オンライン購入、電話購入、もしくは対象ページをプリントして窓口で提示することで、約10〜50%割引でチケットが買える。
TKTSwww.tdf.org/TKTS
市内に3カ所あるTKTSディスカウント・チケットブース。タイムズスクエア(at 47th St. & Broadway)は当日券のみだが、サウスストリートシーポート・ブースでは、マチネは1日前に購入可。オフの作品なら、販売直後から並ばずとも比較的手に入る。約25〜50%割引。
シアターマニアwww.theatermania.com
こちらも登録無料で、正規の5ドル割引から、約30〜50%割引、ファミリーパック割引などが利用できる。上演作品のアップデートの割引情報など、メール配信も。
ニューヨークフィルハーモニー
当日7:30pmからの本演奏のオープンリハーサルを、9:45amから約3時間ほど格安で楽しむ事ができる。
演奏はもちろん本番と同じで、チェケットは直接窓口、又はオンライン(手数料1枚$2)でも購入できる。
本番では$94のセンターオーケストラ席が一律$15という破格値段なので音楽好きにはたまらない。
スケジュールはオープンリハーサルウェブを参照
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